八島興作プロフィール
  
  1968年金沢大学に入学と同時に邦楽部サークルに入部、箏を学習する。後に正派大師範釣谷雅楽房師に師事。正派準師範試験首席合格、総裁賞受賞(‘71年)。大学卒業後、大和銀行に入行、5年間のブランクの後・・・。


  1975年沢井忠夫・一恵両師に師事。NHK邦楽技能者育成会23期卒業。全日本三曲コンクール奨励賞、大日本家庭音楽会作曲コンクール入賞をして、1979年パンムジーク伝統楽器による現代音楽コンクールにて第1位(合奏部門)、石井五郎賞受賞。

  その間、沢井箏曲院創立と同時に転派、また沢井箏曲院初代事務局長として創立5周年記念行事終了まで務める一方、名古屋にレッスン場を開設。

  ‘81年以来、NHKTV「邦楽百選(夏の曲)」「昼のプレゼント(番組中の音楽担当)」、FM「邦楽のひととき(秋風の曲、五段砧、春の曲など)」などに出演、各種イベントや企画事業に積極的に参画し、また国際交流基金派遣等による海外公演(トルコ、レバノン、メキシコ、スエーデン、デンマーク、オーストリア、フランス、オーストラリア、アメリカ)もたびたび参加している。

また学校教育における高校のクラブ活動技術指導にも力を注ぎ名古屋市立菊里高校箏曲部での特別技術顧問(2005年4月~2012年8月)を務め2009年総文祭三重大会では長沢勝俊作曲 箏四重奏曲にて「優良賞」、翌年の宮崎大会では肥後一郎作曲 絃歌にて見事グランプリ獲得、文部科学大臣賞を受賞するに至った。
一方、その実績を買われて出身地の富山県より2012年総文祭富山大会での地元高校箏曲部の技術向上を託されて2010年4月~2012年7月まで技術指導員として努力する。

  現在、愛知芸術文化協会(ANET)会員、箏曲「連の会」主宰、流派を問わない音楽道場「音韻庵(ひびきあん)」庵主、生田流沢井箏曲院教授。
2014年 名古屋三曲連盟理事就任。

  名古屋、富山、敦賀、福山にて教授活動。博多生まれ、富山奥田中学、富山中部高校、金沢大学出身、名古屋市在住。